2017.07.08
ブログ
水虫
ジメジメとうっとおしい季節になっています。
水虫かも・・・と受診される患者様がとても増えています。
そこで先日、スタッフに知識の再確認のため、抗真菌剤の勉強会をして頂きました。
足白癬には主に3つのタイプがあります。
①小水疱型
②趾間型
③角質増殖型
たかが水虫、、、されど水虫。
足の水虫を放っておくと爪や体のどこにでも広がることがあります。
バスマットを共有していると家族にうつすことも・・・。
確定診断には、症状のある角質をピンセットで取って顕微鏡で白癬菌を確認します。
水虫のように見えても、汗の湿疹やかぶれや他の疾患の場合もあるで自己判断せず
なるべく顕微鏡で白癬菌を確認してから治療されることをおすすめします。
白癬菌が確認できたら主に塗り薬で治療していきます。
特に入浴後は薬の浸透が良いので塗り時です。
白癬菌は目に見える症状がなくてもいるので、患部だけでなく、
両足底〜指の間〜足の側面まで広く塗るのが理想的です。
また、白癬菌は角層にいるため垢となって角層が剥がれ落ちるまでには1〜2ヶ月かかります。
その為、きれいになっても1〜2ヶ月は治療を続けることが必要です。
今からだとだいたい秋くらいまでになります。
水虫かな?と思われたら自己判断せず是非受診してくださいね。